中国へビザなしで行けるようになってからずっと深圳に行ってみたいとは思っていたのですが、なんせちょっとハードルが高いなあと思ってなかなか重い腰が上がらず。。
だって中国本土は香港とは違って、英語は通じないしなんだかシステムも違いそうだし、ちょっと怖いイメージがあります。
しかし先日、香港人の友達に深圳に行こう!と誘われ、その子は深圳は慣れているし中国語も話せるし安心!と思い、連れて行ってもらいました😊
ドキドキしながら行ってきたのですが、深圳最高だったのでレポします!
深圳へ行く前の準備
あらかじめ準備するもの
深圳へ行く前に忘れずに準備するものはこのふたつ!
・パスポート
・SIMカード or e-SIM
とくに深圳では決済はすべてスマホアプリで行うので、SIMカードを忘れると詰みます😂
SIMカードは深水埗などで安いものを買うのもいいと思います。私は今回はSIMカードを買いに行く時間がなかったのでe-SIMをネットで購入しました。
私はKKdayで購入したのですが、1日500MBのe-SIMがセール中でたったの4ドル(80円)で買えたのでおすすめです!セールでなくても8ドル(160円)なので安すぎますよね。
さらに、こちらのe-SIMは本土でもVPNを使わずにLINEやGoogleなど見れるため、とっても便利でした。

【30%割引】中国 / 香港 / マカオ eSIM VPNなしでGoogleやLINE使用可能
必要なアプリ
中国本土ではGoogle mapなどは使えず、代わりに中国独自のアプリを使う必要があります。またクレジットカードや現金も基本的に使えないので、決済用のアプリのダウンロードも必須です!
私は今回ほぼ香港人の友達にお任せしてしまったので、決済アプリ以外は入れてないんですが😂、以下はあると便利なアプリです👇
・Alipay or WeChat(WeChat Pay)→決済・MTR用
・高徳地図→地図アプリ
・翻訳アプリ
・DiDi→タクシーアプリ
・RED(小红书)→中国のインスタ 情報収集用
決済用アプリはAlipayかWeChatを入れればOK。登録に少し時間がかかるかもしれないので、行く当日ではなくて数日前には準備しておく方がいいと思います😌
またAlipayやWeChatではMTR(地下鉄)用のQRコードがあり、こちらを改札でかざせばチケットになります。

そして、深圳はGoogle mapには載っていない場所も多いみたいなので、高徳地図も必須ですね。英語もほぼ通じないので、翻訳アプリもあったら便利だと思います。
タクシーアプリのDiDiは、タクシーに乗る場合はあったほうがいいのかな🤔
中国版インスタは、香港人の友達がお店を調べるときに使っているそうで、確かに深圳のお店情報って日本語ではそんなにないと思うので、いろいろ開拓してみたい方は見てみるといいのかなと思います!
いざ深圳へ!
香港から深圳への行き方
香港から深圳への一番メジャーな行き方は、羅湖(ローウー)または落馬洲(ロッマーチャウ)のイミグレを通る方法です。

私は今回は、落馬洲から深圳へ入る方法で行きました。ちなみに、友達の話では羅湖は少し汚くて福田(落馬洲の深圳側)の方がきれいでおしゃれとのこと(笑)
たしかによく仕事で羅湖から深圳へ行っている夫も、羅湖には物乞いがたくさんいると言っていました。
入境の様子
落馬洲でも羅湖でも、入境の方法などは変わらないかと思います。
まず電車を降りたら、香港出境出口へ。ここは香港IDを持っていれば、IDでスムーズに出れます。
そして川にかかっている長い廊下を渡って、深圳入境口へ向かいます。この川が香港と深圳の境になっているんですねえ。

深圳入境口では、パスポートでないと入れないので外国人用のレーンに向かいます。

まずカウンターでArrival cardを記入します。ボールペンの個数が限られていたので、自分で持って行った方がいいかも。

土曜日でしたが入境はさほど混んでおらず、10分ほどで通れました。「深圳には何日いるの?」「なぜ香港に住んでいるの?」などいくつか英語で質問されましたが、無事に深圳に入れました✌
深圳観光
ここからはすべて友達にお任せ😂まずはMTRに乗ってランチを食べにGO!

イミグレを出てエスカレーターで降りると、MTRの改札があります。
深圳はMTRに乗る前に荷物検査があるんですよね。厳重だなあ。

MTRは、香港とほぼ一緒!ホームの様子や車内のデザインなども同じでした。

駅は人が香港より少ないし、とても綺麗😲(この写真だけ見ると、香港のどこかの駅かと思ってしまいますよね)

ランチを食べに我々が向かったのは、侨城东(Qiaocheng East)駅。福田口岸から乗って一度乗り換えしました。

駅から出ると、なんとまあのどか!緑がたくさんあって、香港とはまったく違う場所に来た感じがします。

ちなみに歩道は、普通にバイクが走っているので気を付けないとひかれそうになる😂バイクに避けてもらえるように、フラフラ歩かずまっすぐに歩かないと危ないんだとか。
駅から15分ほど歩いたところにある、京炙坊(Jingzhifang)という中華のお店にきました。

ここは北京ダックが美味しいらしいので期待😋

北京ダック、めちゃくちゃ美味しかった!北京ダックを巻く皮も薄いので、そんなに重たくなくて最高でした!
ほかにも、いろいろと頼みました。




全部めちゃ美味しかった!これらを3人で食べて、1人140ドル(2800円)でした😲香港で食べたら倍以上はいきそうなので、ほんとお安い!
サービスも丁寧でびっくりしました。このお値段だと、深圳ではかなり高級なお店みたいです。
そしてもちろん英語がまったく通じないので、中国語ができる友達がいてよかった😂
京炙坊(Jingzhifang)
📍中国 14, Wenchang S St, 14号CN 广东省 深圳市 南山区 香山东街 邮政编码: 518074
食後は、あたりをお散歩しながら公園へ向かいます。このあたり、おしゃれなカフェがたくさんあって気になる!


雰囲気も良くて、ちょっと表参道っぽくないですか?😊

歩くこと10分ほど、深圳国际园林花卉博览园(Shen Zhen Guo Ji Yuan Lin Hua Hui Bo Lan Yuan)という公園に到着!

ここはとても広大な公園で、人も少なかったのでのんびり歩けそう。そしてめちゃくちゃいいお天気☀️
ここでのお目当ては、公園内にあるおしゃれなカフェ☕

友達が、私ともう一人の日本人の友達が初深圳だからと、中国っぽいお店を選んで連れてきてくれました😄
ザ・中国って感じの雰囲気で、中国の伝統衣装?のコスプレをして写真を撮っている人もいました。


このあと雨が降ってきてしまったので、最後に崗廈(Gangxia)駅のほうにタクシーで向かいました。
ここで驚いたのが、タクシーアプリで配車すると、呼んだタクシーの現在地と信号待ちの時間まで分かってしまうこと。。
街中にもたくさん監視カメラがありましたし、本当に監視社会なんですね。。(監視カメラの写真は撮ったらヤバそうなので、撮れず😂)
タクシーを降りたら、近くにひまわり畑があるというので見に行ってみました🌻

ひまわりがたくさん~!かわいい💓

ひまわり畑に似合わないこんな標識があるのも中国っぽい(笑)

中国ではtiktokがとても流行っているらしく、おじさんおばさんたちが赤い服を着て、中国の歌謡曲を流しながらひまわり畑を背景に踊っていたのもいかにもでした😂
ひまわり畑がある公園を出ると、深圳といえば!な高層ビルたちがお目見え。

このあたり本当にきれいで、都会でした!

最後は崗廈(Gangxia)駅直結のショッピングセンターへ。このあたりはイミグレから近いため香港からの観光客が多いみたいで、香港人向けに作られていることもあるらしく、雰囲気は香港のショッピングモールに似ています。

ちょっとぶらっとしてから、香港への入境口の福田口岸へ戻ります。

福田口岸からの出境は、とくに問題もなくスムーズに出れました。
深圳へ行って思ったこと
香港と隣り合っているけれど、中国本土だしと思ってドキドキしながら行った深圳。いざ行ってしまえば、香港とはまったく違う雰囲気が新鮮で、ご飯も美味しくて安くて、これは香港人がみんな北上するのも納得だなぁと思いました。
メディアやSNSでは、中国のネガティブなイメージばかり報道しているので正直怖いイメージやマナーの悪いイメージが強かったです。
確かにマナー悪い人も電車で見かけたり、監視カメラがあったりもしましたが、反対に街はとっても綺麗だし、親切な人たちにも出会いました。
マナーに関しては友達とも話したのですが、中国人は14億人もいるので、親切でマナーが良い人もいれば悪い人もいる。でもどうしても悪い人の方が目についてしまうので目立ってしまうんだよねという結論になりました😂
まじめくさい感想を書いてしまいましたが😂
一度行ってしまったらハードルは下がったし、中国に興味が出ました!本土はとても広くて開拓のしがいがあるので、深圳はもちろんほかの地域ももっと行ってみたいな〜!